平成28年度 宜野湾市訪米要請行動について(報告)
普天間飛行場の全面返還合意から20年という節目の年を迎え、これ以上普天間飛行場問題の解決を先延ばしする事はあってはならず、一日も早い返還の実現を求めるため、4月24日から5月1日までの日程で、佐喜眞市長が米国ワシントンD.C.とハワイを訪問し、要請行動を行いました。
ワシントンD.C.では国防・国務両省の次官補代理をはじめとする米国政府関係者及び、マケイン上院議員など軍事委員会に所属する連邦議会議員、さらに米国政府の政策形成に影響力を持つシンクタンク関係者と面談し、ハワイでは米太平洋海兵隊司令官とそれぞれ面談をいたしました。面談先においては、普天間飛行場を抱える本市の厳しい実状を訴え、問題の早期解決のため下記の4項目を要請いたしました。1.普天間飛行場を絶対に固定化・継続使用せず、一日も早い閉鎖・返還を実現すること。
2.返還されるまでの間の、普天間飛行場の危険性除去及び負担軽減を、日米両政府においてこれまで以上の取り組みを行うこと。
3.普天間飛行場に配備されているMV-22オスプレイを他の拠点へ移駐すること。
4.市民生活への影響が特に大きい夜間飛行及び住宅地上空における旋回飛行訓練を行わないこと。各要請先では、返還合意の原点である、まちの真ん中にある普天間飛行場の早期の危険性除去が最優先であるという事を改めて確認するとともに、すでに20年が経過しており、早期の解決が最も重要であるという認識を共有し、今後も普天間飛行場の一日も早い返還に向け、協力して取り組んでいく事を確認しました。
訪米日程
日付 内容 4月24日(日) 東京発/ワシントン着 ・在アメリカ合衆国日本国大使館
佐々江大使による現地ブリーフィング4月25日(月) ・ウォルターリード米軍医療センター視察 ・アメリカ国立衛生研究所(NIH)視察
・ダン サリバン上院議員
4月26日(火) ・国防省
エイブラハム・デンマーク次官補代理
カラ・アバンクロンビー東アジア筆頭部長
アンドリュー・ウィンターニッツ日本部長・国務省
ソン・キム次官補代理
ジョセフ・ヤング日本部長・CFR(米外交問題評議会)
シーラ・スミス上級研究員・マデリーン・ボルダリオ下院議員
4月27日(水) ・新アメリカ安全保障センター(CNAS)
パトリック クローニンCNAS上級顧問兼アジア太平洋安全保障プログラム上級部長
・戦略国際問題研究所(CSIS)
マイケル グリーン上級副所長兼ジャパン・チェアー
ニコラス・セーチェーニ日本部副部長兼シニア・フェロー
・笹川平和財団米国
デニス ブレア会長
・メイジー ヒロノ上院議員
・ジョン マケイン上院議員
・記者会見4月28日(木) ワシントン発/ハワイ ホノルル着 ・ハワイ沖縄県人会との夕食会
4月29日(金) ・在ホノルル日本国総領事館
三澤総領事による現地ブリーフィング・キャンプスミス視察要請
ジョン・トゥーラン中将(米太平洋海兵隊司令官)
スティーブン・ラダー少将(米太平洋海兵隊基地司令部戦略政策部長)・米海兵隊カネオヘ基地視察要請
・ハワイ宜野湾市人会との交流
4月30日(土) ハワイ ホノルル発/沖縄着(翌日)
要請文
・普天間飛行場問題の早期解決に向けた協力について(要請)【日本語】(PDFファイル:73KB)
・普天間飛行場問題の早期解決に向けた協力について(要請)【英語】(PDFファイル:13KB)
訪問先での様子
※画像クリックで拡大表示されます
ダン・サリバン上院議員 国務省
ソン・キム次官補代理
ジョセフ・ヤング日本部長
マデリーン・ボルダリオ下院議員 メイジ―・ヒロノ上院議員 ジョン・マケイン上院議員
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